セキドが今3月期を下方修正、インバウンドに陰り、株価下げ予想されるが低PBRが下支え

株式市場 銘柄

 セキド<9878>(東2・100株)は、22日(金)、引け後に2016年3月期の下方修正を発表した。22日の終値は92円(前日比1円安)で週明けは軟調となりそうだ。

 年末・年始の需要とインバウンドが主力だが、共に売上が芳しくなく、とくに外国人観光客は増えているものの、買い物中心から旅行へ対象の移っていることからインバウンド需要も振るわなかったという。今3月期の売上は当初予想の124億円が106億円、営業利益も当初の1億円に対し赤字2億9000万円となる見通し。

 今後、「資産入替による収益力強化に取り組み、早期の業績回復を目指す」方針。株価は年初来高値が127円(1月4日)、同安値が77円(2月12日)。週明けは下げが予想されるものの1株純資産175円でPBRに割安感があり安値接近では下げ止まるものとみられる。

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