ワークマンは新規出店30店舗と前期18店舗から大幅増の出店計画

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■4月の売上高は前年同月比4.3%増と堅調なスタート

 ワークマン<7564>(JQS)の4月の売上高は前年同月比4.3%増と堅調なスタート。今期は新規出店30店舗と前期の18店舗から大幅増の出店計画であることから、売上増が期待される。

 4月は、平年よりも気温の高い日が多かったことから、長袖ポロ・Tシャツ、半袖ポロシャツ等の売上が伸びた。

 新規出店は、小倉西港店(福岡県)の1店舗のみであるが、契約形態を土地リース主体にしたことで、既に20店舗契約済みで、今後、新規出店数の増加が見込まれる。

 前期に、初の試みとしてツーリングやオートバイ、釣りなどアウトドア関連企業、マスコミにも呼びかけ開催した「秋冬PB商品発表会」や情報誌への商品掲載など、これまでにないメディア戦略の推進で、客層拡大に向けた広告プロモーションを展開している。

 3月29日に1対2の株式分割を実施していることから、株式の流動性は高まったといえるが、まだ1日当たりの出来高は増えていない。しかし、熊本地震の復興需要、17年2月の新伊勢崎流通センター稼働、出店スピードの加速、客層拡大に向けた取組など話題性があることから、円高を追い風として内需関連銘柄として、人気化する可能性もある。

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