建設技術研究所、公園整備を効率化する新ツール「Park Budgeter」を開発

■3DCAD連携で概算費自動算出、公園設計の合意形成を迅速化

 建設技術研究所<9621>(東証プライム)は10月27日、公園整備事業の業務効率化を目的とした概算事業費算出および3DCADデータ変換ツール「Park Budgeter(パークバジェッター)」を開発したと発表した。同ツールは、公園施設を3D空間上に配置するだけで概算事業費を自動算出できるもので、企画構想から設計段階までの一連のプロセスにおける業務効率化と合意形成の迅速化を可能とする。維持管理業務においても、精度の高い施設管理台帳の整備に資する機能を備える。

 計画段階の公園整備事業では、多様な関係者との調整の過程で目標工事費を超過し、計画の見直しを余儀なくされるケースが多い。Park Budgeterは、こうした課題に対応するため、予算に応じたリアルな整備計画をトライ&エラー形式で作成できる点が特徴である。関係者が意見を出し合いながら、その場で即座に修正・確認できるため、住民ワークショップなど多様な場面での活用が期待される。さらに、3DCADデータへの変換機能と公園施設の属性情報を付与する機能を備え、整備後は維持管理段階での活用も可能となっている。

 同社は今後、都市整備事業の分野で蓄積したノウハウを活かし、街路空間や駅前広場など公園以外の都市施設にも適用範囲を拡大する方針を示している。将来的には、さらなる高精度化と機能拡張を進め、都市空間設計の効率化と新たな価値創造に貢献する技術基盤として展開していく考えである。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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