【株式市場】円相場が不透明で日経平均は朝方の124円高を上値に値を消す

株式市場

◆日経平均の前引けは1万6031円72銭(115円66銭安)、TOPIXは1291.67ポイント(8.29ポイント安)、出来高概算(東証1部)は10億934万株

チャート14 6日前場の東京株式市場は、朝方に為替が円高一服の始まりとなったことなどでトヨタ自動車<7203>(東1)などが高く始まり、日経平均は取引開始後に124円23銭高の1万6271円61銭まで上げて反発する場面があった。ただ、為替は次第に円高気味になり、百貨店株や大手銀行株、不動産株などが軟化。日経平均も一時158円03銭安(1万5989円35銭)まで下押した。中で、東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は高い。

 島精機製作所<6222>(東1)サントリー食品インターナショナル<2587>(東1)などが2日発表の決算を好感して活況高となり、円高の直接的な影響の少ない好業績株として整骨院チェーンなどのアトラ<6029>(東マ)、IT教育支援システムなどのチエル<3933>(東マ)なども活況高。

 東証1部の出来高概算は10億934万株、売買代金は1兆1101億円。1部上場1950銘柄のうち、値上がり銘柄数は667銘柄、値下がり銘柄数は1129銘柄。

 また、東証33業種別指数は6業種が値上がりし、値上がり業種は、空運、陸運、輸送用機器、水産・農林、食料品、ゴム製品、となっている。

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