アサツーDKが第1四半期順調で出直り強める

銘柄 相場欄

■事業整理損などで最終減益だが本業の営業利益は30%増加

 総合広告大手のアサツー ディ・ケイ(アサツーDK)<9747>(東1・売買単位100株)は16日、9%高の2942円(243円高)まで上げて出直りを強め、4月25日以来ほぼ3週間ぶりの2900円台回復となった。13日に第1四半期の連結決算(2016年1月~3月)を発表し。営業利益が前年同期比30%増加したことなどが好感されている。

 第1四半期の純利益は同97%減となったが、この主な要因は事業整理損など。16年4月に出版・販売事業の(株)日本文芸社の全株式を譲渡した。通期の業績見通しに変更はなく、営業利益は前期比10%増、純利益は37%減の見込み。合理化進展により、来期の見通しが取り沙汰され始める今秋を念頭に動意を強める相場を想い描く様子がある。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■7日間摂取試験でBCAAやタウリン増加、血液健全性を維持  吉野家ホールディングス<9861>(…
  2. ■日本味と匂学会で優秀発表賞を受賞、応用研究に期待  花王<4452>(東証プライム)は9月24日…
  3. ■GHG削減価値をデジタル証書化、荷主に割り当て  商船三井<9104>(東証プライム)は9月19…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  2. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  3. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  4. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…
  5. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  6. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る