東芝プラントシステムが7日続伸し好業績やインフラ輸出緩和など好感

株式市場 銘柄

■信用売り残が多く買い戻しが増えて騰勢に弾みも

 東芝プラントシステム<1983>(東1・売買単位100株)は20日、7日続伸基調の始まりとなり、取引開始後に1633円(85円高)まで上げて2015年7月以来の1600円台回復となった。5月12日に発表した前期決算や今期の見通しが引き続き好感されているほか、今朝は、政府が「日本企業によるインフラ輸出の競争力強化に向け(中略)円借款の手続きを現行の5年程度から3分の1以下の1・5年に短縮する」(日本経済新聞20日付朝刊)と伝えられたことを材料視する様子もある。

 今期の予想1株利益は128.31円。株価水準はPER12倍台に過ぎず、評価不足の印象が強い。また、信用売り残が多く買い残の1.5倍。この状態で上値を追うため、買い戻しが増えて騰勢に弾みをつける展開を予想する様子もある。

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