【銘柄フラッシュ】トレイダーズHDが急伸しノーリツ鋼機は大変身が見直されストップ高

銘柄

 23日は、東証1部の値上がり率トップがノーリツ鋼機<7744>(東1)の20.4%ストップ高となり、子会社・日本再生医療の世界初となる小児先天性心疾患を対象とした心臓内幹細胞の企業治験などに期待が強まり連日急伸。ひと昔前は銀塩フィルムの全自動DPE写真プリント機メーカーだっただけに、変身ぶりが改めて見直されて2013年5月以来の高値に進んだ。
 
 2位は日本アジア投資<8518>(東1)の17.5%高となり、政府が日本企業の国際競争力強化に向けて円借款の手続きを3分の1以下にするとの前週の報道などが引き続き好感されて大幅続伸。3位は新日本科学<2395>(東1)の11.1%高となり、ファイザー社とのロイヤリティ契約などの材料が再燃とされて急伸した。

 東和薬品<4553>(東1)は直接的な円高の影響を受けにくい銘柄として見直され、野村證券が目標株価を5100円から5900円に引き上げたとされて8.5%高。サイオステクノロジー<3744>(東2)はクラウド環境に特化した新インテグレーションサービス発表などが期待を呼びストップ高の16.3%高。ぷらっとホーム<6836>(東2)は屋内外の位置測位が可能なIoTソリューションパッケージが連日好感されて3日連続ストップ高の14.4%高。アライドテレシスホールディングス<6835>(東2)は製品連携によるネットワークセキュリティの強化ソリューションの提供などが好感されて13.3%高の急伸。

 ユナイテッド<2497>(東マ)はスマートフォンゲームの協業などが材料視されてストップ高の26.1%高と急伸し、エクストリーム<6033>(東マ)は今3月期の売上高が前期比43%増を見込むなどの好業績が見直され3日連続ストップ高の22.4%高。

 トレイダーズホールディングス<8724>(JQS)は生体認証を利用したログイン管理サービスなどが材料視されてストップ高の27.3%高。日本ラッド<4736>(JQS)は前期の黒字転換や今期の増益予想などが蒸し返されたとされて18.8%高となった。

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