昨日ストップ高のタカタは売買交錯

銘柄 上がる 上昇 高い ストップ高

■米投資ファンド支援観測は歓迎するが憶測も交錯

 昨日ストップ高のタカタ<7312>(東1・売買単位100株)は27日、騰勢一服の始まりとなり、取引開始後は496円(38円高)から436円(22円安)の間で売買交錯となっている。26日の14時頃、「米投資ファンド大手のコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)が支援に名乗りを上げたことが分かった」(日経ニュース)と伝えられ、期待が盛り上がったが、一夜明けては、「私的整理などを経てからの支援になるのではないか」(市場筋)といった憶測が聞かれ、手控える雰囲気が出てきたようだ。

 株価は2014年1月の3300円を高値に長期調整基調が続き、16年5月には310円まで下押した。信用売り残が膨大で買い残を上回る状態が続くため、参加者の勢力図は弱気優勢だが、売り建て玉を買い戻す動きが広がれば自律的な反騰が発生する可能性は強いようだ。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る