カーディナルが連日ストップ高となり経産省のカード悪用防止策など好感

銘柄

■PBR0.5倍台のため評価不足が著しい水準

 カード製造の大手・カーディナル<7855>(JQG・売買単位100株)は27日、買い気配のままストップ高の669円(100円高)に達し、2日連続ストップ高となった。引き続き、経済産業省がクレジットカードの悪用防止に向けてIC型カード対応の読み取り端末の導入を加盟店に義務づける方針と日本経済新聞で伝えられたことなどが材料視されている。

 2016年3月期の業績は全体に減収減益だったが、今期・17年3月期の見通しは売上高、営業利益を前期比3%増加とし、持ち直す見込みとした。株価はPBRが0.5倍台のため1株純資産の半値と言うことができ評価不足が著しいことは確かだ。

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