アートスパークHDが後場もストップ高買い気配で大幅増益予想など好感

銘柄

■しばしば同時並行的に動意づいてきたアイサンテクノもストップ高となり思惑再燃

 電子書籍ビューアなどのアートスパークホールディングス(アートスパークHD)<3663>(東2・売買単位100株)は15日、後場も買い気配のままストップ高の1658円(300円高)に張り付いて始まり、本日はまだ売買が成立していない。前売買日の12日に発表した2015年12月期決算で12月期末配当の復配を表明したほか、今期・16年12月期の業績予想を営業利益3.6倍、純利益7.7倍などとしたため期待が高揚した。

 同社は15年11月から自動運転関連技術への取り組みなどが材料視されて動意を強め、800円前後から1月初旬には2995円まで急騰する相場を演じた。直近はこの上げ幅の3分の2押しの水準になる1530円前後を割り込んだが、本日の急伸によりテクニカル的な注目度も再び強まったとの見方が出ている。なお、しばしば同時並行的に動意づいてきたアイサンテクノロジー<4667>(JQS)も本日はストップ高となり、再び思惑を呼んでいる。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る