雪印メグミルクが好業績に加え需給の強さも注目され高値更新

銘柄

■売り残が多いため株高助長効果も

 雪印メグミルク<2270>(東1・売買単位100株)は27日の後場一段ジリ高となって経営統合後の高値更新幅を広げ、大引けにかけて4%高の3465円(130円高)をつけた。IR関連の会社発表は直近、特に出ていないが、5月12日に前期決算と今期の見通しを発表してからは値下がりした日が2日しかなく、好業績に加えて需給の強さにも注目する向きがあるようだ。

 信用売り残が依然多く、買い残の2.5倍。高値更新相場が続けば、遠くない段階で売り建て玉の買い戻しが増加すると見られ、売り残が多いため株高助長効果も大きいとみられている。

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