三井化学が「目標株価」など材料に久々の大きな値上がり

株式市場 銘柄

■メリルリンチ日本証券が350円から530円に引き上げたと伝わる

 三井化学<4183>(東1・売買単位100株)は7日の後場、5%高の422円(21円高)で始まり、前場に続いてこのところの回復相場の高値を更新。この銘柄にしては久々の大きな値上がりとなっている。インドでの合弁会社設立などに加え、メリルリンチ(ML)日本証券が投資判断を引き上げ、目標株価を従来の350円から530円に引き上げたと伝えられ、注目が強まったようだ。

 総合化学株や合繊株は4月に安値をつけて回復している銘柄が少なくない中で、同社株は回復に軽快さが見受けられるとの見方がある。ML日本証券では、コンセンサスを上回る業績が期待できると見ているようで、日本株を幅広く組み入れる運用を行う場合、化学株の中では同社株が注目されると期待する様子がある。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る