【株式市場】日経平均は一時188円安だが材料株が強くマザーズ指数などは高い

株式市場

◆日経平均の前引けは1万6677円84銭(153円08銭安)、TOPIXは1338.53ポイント(12.44ポイント安)、出来高概算(東証1部)は8億937万株

チャート10 9日前場の東京株式市場は、資源株が堅調だった一方、円高への感応度低下が言われながらも円高基調が気にされてトヨタ自動車<7203>(東1)などが軟調に推移し、機械受注統計の発表を受けてファナック<6954>(東1)も次第に軟化。日経平均は朝から軟調で、11時過ぎには188円08銭安(1万6642円84銭)まで下押す場面があった。前引けも153円08銭安。ただ、東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は高い。

 アイロムグループ<2372>(東1)が中国でiPS細胞に関する特許と伝えられて活況高となり、日本エンタープライズ<4829>(東1)は引き続き東京・築地の魚卸組合の初の電子商取引などが材料視されて急反発。5月中下旬から急落していたアキュセラ・インク<4589>(東マ)JIG-SAW(ジグソー)<3914>(東マ)がストップ高の急伸となり、Hamee<3134>(東マ)は提携など好感して急伸。

 東証1部の出来高概算は8億937万株、売買代金は7977億円。1部上場1957銘柄のうち、値上がり銘柄数は498銘柄、値下がり銘柄数は1707銘柄だった。

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