CRI・ミドルウェアは「東京おもちゃショー」連想材料に年初来の高値

銘柄

■「VR」(仮想現実)などの普及を先取る展開を期待する様子が

 スマホゲーム向けミドルウェア(中間的処理・動作ソフト)開発などのCRI・ミドルウェア<3698>(東マ・売買単位100株)は10日、7%高の4450円(305円高)まで上げて高値引けとなり、6日続伸となって1ヵ月半ぶりに年初来の高値を更新した。「VR」(仮想現実)や「AR」(拡張現実)などの実用化でも先行し、9日、世界的でも有数の規模で知られる「東京おもちゃショー2016」(商談見本市は6月9・10日、一般公開は11、12日、東京ビッグサイト)が開幕したことなどを材料視する様子があった。

 今9月期の業績は連続で最高益を更新する見通し。2014年12月に上場し、上場来の高値は同月につけた6773円。この頃よりも業績が拡大・成長しているため、高値更新をイメージして臨む投資家が少なくないようだ。

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