【銘柄フラッシュ】ネクストウェアが4日連続ストップ高となり新規上場のセラクは買い気配のまま初値つかず

銘柄

 7月1日は、上場投信を除く東証1部の値上がり率1位はソフトブレーン<4779>(東1)となり、名刺情報システム製品の機能拡充などが注目されて後場寄り後から一段高となりストップ高の23.0%高。2位は株価ひとケタのキムラタン<8107>(東1)の16.7%高。3位はキャリアリンク<6070>(東1)の14.3%高となり四半期好決算などが好感されて大きく出直った。

 本日上場のセラク<6199>(東マ・売買単位100株)はITソリューションサービスやウェブマーケティングなどを行い、前後場とも買い気配のまま初値がつかず、大引けは気配値のまま上げる場合の本日上限の3450円の買い気配(公開価格1500円の2.3倍)。

 津田駒工業<6217>(東1)は業績予想の増額発表などが好感されて13.0%高。カネコ種苗<1376>(東1)は東証1部に指定替え殻1ヵ月を経過し株価指数連動ファンドなどの組み入れに注目との見方あり11.2%高。ベリサーブ<3724>(東1)は高度道路交通システムのソフト検証などを手がけ、米国で自動運転車が事故と伝わり出番到来の見方あり10.4%高。ニトリホールディングス<9843>(東1)は四半期好決算など好感され7.9%高で上場来の高値。

 システムソフト<7527>(東2)は本日上場のITソリューション企業セラク<6199>(東マ)が買い気配をセリ上げ続けたため比較感が働くとの見方があり33.6%高。アイレップ<2132>(東2)は10月にデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム<4281>(JQS)と共同持株会社を設立することなどが意識されて8.8%高。

 Gunosy(グノシー)<6047>(東マ)は業績予想の増額が好感されて13.5%高。ナノキャリア<4571>(東マ)は引き続きいちよし経研の積極的な投資判断などが好感されて13.5%高。上場4日目のベガコーポレーション<3542>(東マ)はストップ高の22.9%高。上場5日目のキャリア<6198>(東マ)は18.5%高。

 ネクストウェア<4814>(JQS)はデジタル地図サービス事業におけるNTTグループとの提携などが好感されて連日ストップ高の38.3%高。フジタコーポレーション<3370>(JQS)は上場廃止猶予期間の解除が好感されて4日連続ストップ高の26.9%高となった。

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