【株式市場】円高の再燃など受け日経平均は前引けにかけて一時501円安

株式市場

◆日経平均の前引けは1万5206円30銭(463円03銭安)、TOPIXは1220.86ポイント(35.78ポイント安)、出来高概算(東証1部)は10億7470万株

チャート12 6日前場の東京株式市場は、英ポンド安の再燃を受けた円高が影響してトヨタ自動車<7203>(東1)などが反落。また、材料株も日本化薬<4272>(東1)などが臨床試験結果発表を受けて下落したため手控え気分が発生。日経平均は時間と共に下げ幅を広げ、前引けにかけて501円35銭安(1万5167円98銭)まで急落した。主な株価指数はそろって安い。

 中で、キユーピー<2809>(東1)はSMBC日興証券の投資判断などが言われて急反発となり、ハニーズ<2792>(東1)は前期決算発表での今期予想が好感されて高値を更新。エスプール<2471>(JQS)は第2四半期の大幅増益などが好感されてストップ高。上場4日目のセラク<6199>(東マ)は「農業のIT化」期待が強く3日連続ストップ高。

 東証1部の出来高概算は10億7470万株、売買代金は1兆362億円。1部上場1967銘柄のうち、値上がり銘柄数は80銘柄、値下がり銘柄数は94%にあたる1858銘柄となっている。

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