【株式市場】10兆円規模の経済対策などが好感され日経平均は一時528円高の大幅続伸

株式

◆日経平均の前引けは1万6124円36銭(415円54銭高)、TOPIXは1288.32ポイント(32.53ポイント高)、出来高概算(東証1部)は増加して13億8644万株

チャート13 12日前場の東京株式市場は、首相が10兆円規模の経済対策を11日の午後重ねて表明したことやNY株の続伸、円安への反転などが好感され、トヨタ自動車<7203>(東1)が約2週間ぶりに5500円台を回復するなど、主力株が昨日に続いて強く、日経平均は11時にかけて528円80銭高(1万6237円62銭)まで上げた。前引けも415円54銭高(1万6124円36銭)。主な株価指数もそろって高い。

 経済対策への期待などから、三井不動産<8801>(東1)セブン&アイ・ホールディングス<3382>(東1)などが上げ、銀行、証券、景気敏感株の側面がある鉄鋼株などが高い。任天堂<7974>(東1)が引き続き米国での「ポケモンGO」人気などを好感して大幅続伸となり、サノヤスHD<7022>(東1)はレジャー施設「ポケモンEXPOジム」が注目されてストップ高。このゲームは位置ゲームということでモバイルファクトリー<3912>(東マ)も一時ストップ高。景気回復期待などで農業総合研究所<3541>(東マ)も急伸。

 東証1部の出来高概算は増加して13億8644万株、売買代金は1兆3606億円。1部上場1967銘柄のうち、値上がり銘柄数は1712銘柄、値下がり銘柄数は202銘柄となっている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■金融・医療・公共分野に特化した高精度処理、低コストで安全運用可能  NTT<9432>(東証プラ…
  2. ■ジャイアンツ球場隣接の221邸、シニアの健康・交流を支える新拠点に  フージャースホールディング…
  3. ■IT・スタートアップ中心に若手CEO台頭、経営のスピード化が進展  帝国データバンクは10月14…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■気温急低下がシーズンストック相場発進を後押し  今週のコラムでは、バリュー株選好の別の買い切り口…
  2. ■「押し」のAI株より「引き」のバリュー株選好で厳冬関連株の先取り買いも一考余地  「押してだめな…
  3. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  4. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  5. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  6. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る