ヨシムラ・フード・ホールディングスは14日引け後、第1四半期の業績発表と共に第2四半期、通期業績予想の上方修正を発表

■純和食品が新たにグループに加わったこと等が上方修正の要因

 ヨシムラ・フード・ホールディングス<2884>(東マ)は14日引け後、第1四半期の業績発表と共に第2四半期、通期業績予想の上方修正を発表した。

 第1四半期連結業績は、売上高33億47百万円、営業利益1億45百万円、経常利益1億49百万円、純利益99百万円であった。

 また、同日、第2四半期業績予想、通期連結業績予想の上方修正を発表した。

 第2四半期連結業績予想の売上高は、当初予想を5億78百万円上回る69億48百万円(前回予想比9.1%増)、営業利益は67百万円上回る2億09百万円(同47.3%増)、経常利益は70百万円上回る2億11百万円(同49.6%増)、純利益は41百万円上回る1億27百万円(同48.6%増)と当初予想を大幅に上回る見込み。

 上方修正の理由としては、7月より純和食品が新たにグループに加わったこと及び主要子会社である楽陽食品の主力製品であるチルドシウマイ等が新規取引先の増加及び既存取引先の深耕による販売増が見込めることを挙げている。

■利益面での進捗率はかなり高水準で推移しているため、更なる上振れも

 通期連結業績予想については、売上高は17億12百万円上回る149億63百万円(前期比16.6%増)、営業利益は34百万円上回る4億05百万円(同23.5%増)、経常利益は46百万円上回る4億09百万円(同24.7%増)、純利益は17百万円上回る2億39百万円(同48.2%減)を見込む。純利益については、前期に特別利益5億21百万円を計上した影響により大幅減益となっている。

 第2四半期連結業績予想に対する第1四半期連結業績予想の進捗率は、売上高48.2%、営業利益69.4%、経常利益70.6%、純利益78.0%となっていることから、利益面での進捗率はかなり高水準で推移しているため、更なる上振れも期待できる。

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