【材料でみる株価】ジャパンインベストメントアドバイザーはFinTech領域でPCIホールディングスと業務提携

 ジャパンインベストメントアドバイザー<7172>(東マ)は8月10日、PCIホールディングス<3918>とのFinTech領域における業務提携を発表した。

 両社の得意分野、技術、ノウハウおよび経営資源を活用して、最新の情報技術と金融サービスを融合させ、革新的な金融サービスやビジネスモデルをもたらすFinTech領域において、新事業の創出、新製品・新技術の開発を通じて、魅力あるさまざまな製品・サービスの提供を行うための協業体制を構築する。当該事業を進めていくにあたり、合弁会社を設立し、早期に本事業を開始する見込みだ。

 本事業で開発に取り組む対象分野は、AI(人工知能)やビッグデータ解析、アルゴリズム・金融工学およびクラウド型会計システムを含むエンタープライズ・システム、Webサービス、リスク管理・セキュリティなどとしている。

 10日の株価は前日比10円安でスタートしたが、その後は前日比プラス圏に転じている。日足チャートで見ると、3000円台でのモミ合いから下放れの形となって水準を切り下げていたが、FinTech関連としてあらためて注目度を高めそうだ。

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