【株式市場】不動産株や大手銀行株が重く日経平均は一時127円高のあと小反落

株式

◆日経平均の前引けは1万6474円67銭(11円34銭安)、TOPIXは1289.45ポイント(1.34ポイント安)、出来高概算(東証1部)は8億1071万株

チャート9 8月19日(金)前場の東京株式市場は、NYダウの続伸などが好感されてトヨタ自動車<7203>(東1)などが強く、日経平均は10時過ぎに127円03銭高(1万6613円04銭)まで上げる場面があった。ただ、食品株や不動産株、大手銀行株に安い銘柄があり、JR各社や百貨店株も総じて冴えず、日経平均の前引けは11円34銭安(1万6474円67銭)となった。

 富士通<6702>(東1)がJPモルガン証券による目標株価の引き上げなどを好感して東証1部の値上がり率1位となり、千代田化工建設<6366>(東1)は原油高傾向が受注拡大につながることなどが言われて高い。ゼニス羽田ホールディングス<5289>(東2)は電線地中化関連株人気に乗り活況高。キャリア<6198>(東マ)は初配当と初優待の開始などが好感されてストップ高。ジオネクスト<3777>(JQG)は残存する新株予約権の取得などが好感され急伸。

 東証1部の出来高概算は8億1071万株、売買代金は9293億円。1部上場1973銘柄のうち、値上がり銘柄数は830銘柄、値下がり銘柄数は952銘柄。

 また、東証33業種別指数は18業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、鉱業、鉄鋼、輸送用機器、卸売り、海運、石油・石炭、非鉄金属、保険、などとなっている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■7日間摂取試験でBCAAやタウリン増加、血液健全性を維持  吉野家ホールディングス<9861>(…
  2. ■日本味と匂学会で優秀発表賞を受賞、応用研究に期待  花王<4452>(東証プライム)は9月24日…
  3. ■GHG削減価値をデジタル証書化、荷主に割り当て  商船三井<9104>(東証プライム)は9月19…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  2. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  3. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  4. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…
  5. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  6. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る