【銘柄フラッシュ】アスコットなど急伸し極楽湯は上場来の高値を更新

株式市場 銘柄

 30日は、東証1部の値上がり率1位がリチウムイオン電池部材メーカーのダブル・スコープ<6619>(東1)となり、大手証券のレポートが注目したとされたほか韓国ウォン安が追い風になるため水準訂正との見方もあり19.6%高の急出直り。2位はチタン工業<4098>(東1)の10.8%高となり、6月22日に創立80周年を迎えたため何らかの株主還元措置が期待できるとの思惑があり大幅続伸。3位(上場投信を除く)はピーシーデポコーポレーション<7618>(東1)の7.8%高となり、このところ急落続きだったこともあり急反発。

 芝浦メカトロニクス<6590>(東1)は米国の半導体製造装置のBBレシオ好転などが好感されて7.3%高となり、日本電子材料<6855>(東1)は有機EL市場競争での日台連合の観測報道などが材料になったとの見方があり7.2%高の大幅続伸。

 G3ホールディングス<3647>(東2)は未着工のソーラー発電所の流動化事業などが言われて17.1%高。安川情報システム<2354>(東2)はNTTグループへの納入などで買い気配のまま2日連続ストップ高の20.7%高。タカトリ<6338>(東2)は医療機器の製造販売承認の取得などが好感されて2日連続ストップ高の20.5%高。クリーク・アンド・リバー社<4763>(東2)は明日31日から東証1部に昇格することなどが言われて9.1%高の高値更新。

 極楽湯<2340>(JQS)は引き続き中国展開の拡大などに期待が言われて9.3%だかの上場来高値。アスコット<3264>(JQS)は上位株主の中国系ファンドの存在に思惑や憶測があるとの見方でストップ高の30.0%高。カルナバイオサイエンス<4572>(JQG)は大腸がん抑制物質などが言われて2日連続ストップ高の23.7%高。

 アクセルマーク<3624>(東マ)は事業譲渡益への期待などが言われて15.5%高の6日続伸。オンコリスバイオファーマ<4588>(東マ)は欧州での特許が好感されて8.7%高となった。

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