【株式市場】円安など好感し日経平均は一時160円高となり新規上場銘柄も好調スタート

株式

◆日経平均の前引けは1万6857円07銭(131円71銭高)、TOPIXは1325.01ポイント(12.20ポイント高)、出来高概算(東証1部)は9億2263万株

チャート15 8月31日(水)前場の東京株式市場は、円相場がNY市場で約1ヵ月ぶりの1ドル103円台の円安になったことなどが好感され、トヨタ自動車<7203>(東1)が戻り高値に進むなど円安関連株が軒並み堅調になったほか、企業業績の持ち直しに期待が強まり三井住友フィナンシャルグループ<8316>(東1)などの大手銀行株なども高い。日経平均は160円00銭高(1万6885円36銭)まで上げ、前引けも131円71銭高(1万6857円07銭)となった。主な株価指数はそろって高い。

 不二越<6474>(東1)などの機械株が円安プラス出直り余地の大きいセクターとされて人気化し、東京エレクトロン<8035>(東1)などの半導体株も北米のBBレシオ好調や次世代積層半導体を材料に高値更新が相次いだ。アクロディア<3823>(東マ)がフィンテックへの参入発表などが好感されて急伸し、アエリア<3758>(JQS)は角川ゲームスとの共同事業などが好感されて2日連続ストップ高。

 本日新規上場のデファクトスタンダード<3545>(東マ・売買単位100株)は買い気配で始まり、10時23分に公開価格1630円の41%高の2300円で初値がついた。その後2380円まで上げ、前引けは2263円。

 東証1部の出来高概算は9億2263万株、売買代金は9219億円。1部上場1972銘柄のうち、値上がり銘柄数は1176銘柄、値下がり銘柄数は647銘柄となっている。

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