日本ハムは米テキサス州での養豚事業の譲渡など材料に出直り強める

株式市場 銘柄

■ここ半年ほど続くもみ合いの下限水準から出直ったばかり

 日本ハム<2282>(東1・売買単位100株)は5日、続伸基調の始まりとなり、取引開始後に2358円(58円高)まで上げて出直りを強めるスタートとなった。2日付で、米国の連結子会社(間接保有)テキサスファーム(Texas Farm, LLC、テキサス州ペリトン)が養豚事業をSeaboard Foods LLCに譲渡したと発表。効率化の進展などが期待されている。テキサスファームは将来的に清算に向けた手続きに入る予定。

 ここ半年の株価を見ると、6月、8月に2200円台を下値に下げ止まる展開となっており、上値を2600円台とする大きなもみ合いとなっている。9月に入ってからはこの下値ゾーンから出直り始めたばかりになり、ウネリに乗ればもみ合いの上限水準まで挙げる可能性があるようだ。

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