マイクロアドは後場一段と出直る、全国の美容サロン向け新サービス10月本格開始の予定で期待強い

■タブレットを用いたサイネージサービス」1500店舗で開始し順次拡大

 マイクロアド<9553>(東証グロース)は9月29日、後場も一段と強含む相場となり、13時過ぎに13%高の830円(99円高)まで上げて下値圏からの出直りを強めている。グループ会社が全国の美容サロン向けに、タブレットを用いたサイネージサービス「OCTAVE(オクターヴ)」の提供を開始するとともに「10月以降、企業向けに広告商品の販売を開始」と8月末に発表しており、週明けの10月入りとともに期待が強まるとの見方が出ている。

 発表によると、「OCTAVE(オクターヴ)」の初期リリース時の店舗数は約1500店舗、45万人へのリーチを想定し、順次店舗数を拡大していく。第3四半期の連結業績(2022年10月~23年6月・累計)は売上高が前年同期比11%増加し、営業利益は同45%増加した。9月通期の予想は営業利益を9億40百万円(前期比49.9%増)とするなどで最高益を大幅に更新する見込みとするが、第3四半期までで通期予想の87%を確保したため、通期予想達成は確実視されている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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