【株式市場】北朝鮮の核実験説が流れ日経平均は軟化したが政策関連株などは高い

株式

◆日経平均の前引けは1万6926円25銭(32円52銭安)、TOPIXは1341.83ポイント(4.12ポイント安)、出来高概算(東証1部)はSQ売買が加わり10億1281万株

チャート5 9月9日(金)前場の東京株式市場は、ECB(欧州中央銀行)の金融政策現状維持を受けて円安基調に転じたため、日経平均は朝方に71円01銭高(1万7029円78銭)まで上げたが、北朝鮮の核実験説が流れると値を消し、10時過ぎには56円68銭安(1万6902円09銭)まで軟調に転じた。前引けも32円52銭安。ただ、東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は高い。

 原油高を受けて国際石油開発帝石<1605>(東1)などが上げ、4~6月のGDP改定値が速報値より上方修正されたため新日鐵住金<5401>(東1)日立建機<6305>(東1)なども高い。JPホールディングス<2749>(東1)は保育所の規制緩和期待などで高く、アイリッジ<3917>(東マ)はファミリーマートの公式アプリ支援など好感し4日続伸。

 東証1部の出来高概算はSQ売買が加わって増加し10億1281万株、売買代金は1兆2949億円。1部上場1974銘柄のうち、値上がり銘柄数は692銘柄、値下がり銘柄数は1107銘柄となっている。

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