ネオジャパンの1月期第2四半期は経常利益が1億98百万円

■ 顧客満足度調査グループウエア部門で2年連続1位を獲得

 ネオジャパン<3921>(東マ)は12日、17年1月期第2四半期業績を発表し、また、「日経コンピュータ 顧客満足度調査 2016-2017」グループウエア部門において、2年連続で1位を獲得したとした。5つの評価項目すべてにおいて高い評価を獲得。総合満足度に加え、「運用性」「サポート」「コスト」の3項目において部門トップのスコアを獲得している。

 第2四半期業績は、売上高が10億29百万円、営業利益が1億75百万円、経常利益が1億98百万円、四半期純利益が1億35百万円だった。

 クラウドサービスでは、desknet‘sNEOクラウド版の利用ユーザー数が順調に推移。また、Applitusの利用者のdesknet‘sNEOクラウド版への乗り換えも徐々に進んだことなどにより、クラウドサービス全体での売上高は5億18百万円となった。

 プロダクトでは、中小規模ユーザー向けのスモールライセンスは、旧製品の追加ライセンス販売の停止に伴い、旧製品の売上が減少し、大規模ユーザー向けのエンタープライズライセンス(旧製品含む)については、官公庁・自治体向けの受注が引き続き堅調に推移した。また、主にエンタープライズライセンスのカスタマイズ案件が増加した事やdesknet‘sNEOのサポートサービスが堅調に推移したことなどから、プロダクト全体での売上高は4億85百万円となった。
 
 技術開発では、過年度に受託したシステム開発の更新および保守売上等により、売上高は25百万円となった。

 通期業績予想は、前回公表を据え置き、売上高が20億93百万円(前期比9.9%増)、営業利益が3億99百万円(同9.1%増)、経常利益が4億19百万円(同8.5%増)、純利益が2億86百万円(16.5%増)を見込む。年間配当は期末一括8円を予定している。

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