【株式市場】NYダウ大幅安など影響し日経平均は一時285円安だが新規上場のG-FACTORYは好発進

株式

◆日経平均の前引けは1万6435円61銭(258円10銭安)、TOPIXは1322.95ポイント(20.30ポイント安)、出来高概算(東証1部)は8億5598万株

チャート14 9月30日(金)前場の東京株式市場は、ドイツ銀行を巡る不透明感などによりNYダウが大幅反落となり、三井住友フィナンシャルグループ<8316>(東1)などの大手銀行株が軒並み反落し、外為市場では相対的な安全通貨とされる「円」が買われたことなどが影響し、日経平均は219円安で始まったあとも下値を探る展開となった。10時前に一時285円93銭安(1万6407円78銭)まで下押し、前引けも258円10銭安(1万6435円61銭)だった。主な株価指数はそろって安い。

 メディカル・データ・ビジョン<3902>(東マ)は、病院向けデジタル健康ソリューション「CADA―BOX」の一機能である医療費後払いサービス「CADA決済」などに期待が集まり上場来の高値に接近。技術者派遣などの平山<7781>(JQS)は厚みのある人材システムなどが好感されて連日活況高。上場4日目のチェンジ<3962>(東マ)は事実上4日連続ストップ高。ULSグループ<3798>(JQS)は子会社ウルシステムズの提携などが言われて連日ストップ高。
 
 30日に新規上場となったG-FACTORY<3474>(東マ・売買単位100株)は10時46分に公開価格3240円を54%上回る5000円で売買が成立し初値がついた。

 東証1部の出来高概算は8億5598万株、売買代金は8914億円。1部上場1978銘柄のうち、値上がり銘柄数は277銘柄、値下がり銘柄数は1606銘柄となっている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る