【株式市場】日経平均は764円安、後場は下げ止まるが一進一退で昨年来の安値を更新

◆日経平均は2万5221円41銭(764円06銭安)、TOPIXは1794.03ポイント(50.91ポイント安)、出来高概算(東証1部)は増勢を保ち17億5053万株

 3月7日(月)後場の東京株式市場は、引き続き原油高による景気などへの懸念があったが、前場から言われていたとの見方もあり、日経平均は前引けより100円近く戻して始まり、785円安の2万5200円をはさんで大引けまで横ばい推移となった。全般は大幅続落模様だが、海運株は高値圏で推移し、出光興産<5019>(東1)や三菱マテリアル<5711>(東1)、三菱商事<8058>(東1)は一段ジリ高。日経平均は取引時間中の昨年来安値を2日続けて更新し、終値では2月24日につけた昨年来の安値を更新した。

 後場は、ノザワ<5237>(東2)が13時の増配発表を機に急伸。12月上場のYCPホールディングス<9257>(東マ)、2月上場のエッジテクノロジー<4268>(東マ)は上場来の安値圏から急反発。第一商品<8746>(JQS)は金相場が材料視されて一段と上げストップ高。

 東証1部の出来高概算は増勢を保ち17億5053万株(前引けは8億9036万株、売買代金は3兆7200億円(同1兆9114億円)。1部上場2180銘柄のうち、値上がり銘柄数は225(前引けは213)銘柄、値下がり銘柄数は1920(同1924)銘柄。

 また、東証33業種別指数は5業種が値上がり(前引けは4業種が値上がり)し、鉱業、石油石炭、海運、卸売り、電力ガス、が上げた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■価格改定効果に加え9月以降の値上げで業績上乗せが期待される銘柄  今週の当コラムは、9月に価格改…
  2. ■9月1日に値上げラッシュの食品株は日銀バトルで小緩んでも株高持続性  まさに「パウエル・プット」…
  3. ■メガバンク株は業績修正や自己株取得が焦点、再編思惑も視野  銀行株やコメ関連株は盆休み明けの注目…
  4. ■日経平均史上最高値更新、夏枯れ懸念を払拭  前週末15日のマーケットは、お盆を象徴するかのように…
  5. 【ダブルセット・フルセット銘柄、夏休み明けも底堅さに期待】 ■上方修正・増配・株式分割の好材料銘柄…
  6. ■上方修正・下方修正問わず買い集まる異例の展開  3連休入りした9日の成田空港では、夏休みを海外で…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る