【株式市場】NYダウの大幅反発など好感し好決算株も強く日経平均は一時202円高

株式

◆日経平均の前引けは1万6633円37銭(183円53銭高)、TOPIXは1336.28ポイント(13.5ポイント高)、出来高概算(東証1部)は7億9489万株

NYダウの大幅反発など好感し好決算株も強く日経平均は一時202円高

 10月3日(月)前場の東京株式市場は、前週末のNYダウ大幅反発に加え、朝発表の日銀短観(全国企業短期経済観測調査・9月分)が横ばいとなって底堅いとされ、株価指数の先物が強く、日経平均も116円高で始まった後一段高となり、10時10分過ぎに202円32銭高(1万6652円16銭)まで上げた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)などの大手銀行株も高く、日経平均の前引けは183円53銭高(1万6633円37銭)。主な株価指数はそろって高い。

 前週末に四半期決算を発表したアダストリア<2685>(東1)ジーンズメイト<7448>(東1)が上げ、さくらインターネット<3778>(東1)フォーカスシステムズ<4662>(東1)は長い間小動きだったためか、機関投資家の10月下期運用活発化などへの期待が言われて高い。櫻島埠頭<9353>(東2)はカジノ解禁への期待などが言われて大幅続伸。CRIミドルウェア<3698>(東マ)は日、米、中の有力ゲームサウンドスタジオ3社との提携を好感して活況高。

 東証1部の出来高概算は7億9489万株、売買代金は8192億円。1部上場1979銘柄のうち、値上がり銘柄数は1561銘柄、値下がり銘柄数は321銘柄となっている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AIとベイジアンネットワーク解析で165項目を抽出、複雑な因果関係を構造化  大正製薬は11月2…
  2. ■Blackwell GPU2140基で研究競争力を拡大  NVIDIA(NVDA:NASDAQ)…
  3. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る