【株式市場】TOPIXは高いが日経平均はソフトバンクGの影響が気にされ小安く一進一退

株式

◆日経平均は2万3294円96銭(8円86銭安)、TOPIXは1694.76ポイント(0.31ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億1702万株

チャート5

 11月7日(木)前場の東京株式市場は、日経平均への影響度が強いソフトバンクG<9984>(東1)の四半期決算が大幅赤字となったため推移を見守る様子があり、日経平均は21円安で始まった。一方、同じく影響度の大きいファナック<6954>(東1)NTTドコモ<9437>(東1)は朝寄り直後を除いて高く、日経平均は「綱引き」状態。10時前に32円18銭高(2万3336円ちょうど)まで上げ、11時過ぎには36円79銭安(2万3267円03銭)となり、前引けは8円86銭安となった。

科研製薬<4521>(東1)が第2四半期の営業、経常利益11%増加などを受けて活況高。クレスコ<4674>(東1)は2ケタ増益プラス増配が好感されて活況高。Welby<4438>(東マ)は資本業務提携が好感されて高い。京写<6837>(JQS)は第2四半期大幅減益だったが高い。

 東証1部の出来高概算は6億1702万株、売買代金は1兆1227億円。1部上場2153銘柄のうち、値上がり銘柄数は807銘柄、値下がり銘柄数は1244銘柄となった。(HC)

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