鹿島は正午に業績予想を増額発表し下期も好調続けば再増額の可能性も

株式市場 銘柄

■後場は707円(13円高)で始まる

 鹿島<1812>(東1・売買単位100株)は11日の正午に2017年3月期の第2四半期・通期の利益見通しを上方修正し、3月通期の連結営業利益の見通しは従来予想を41%増額して1200億円(前期比では8.0%増加)とした。純利益は同じく30%増額して780億円(同7.8%増)とし、1株利益は75円14銭とした。

 後場の株価は707円(13円高)で始まり、朝方の713円はまだ抜いていない。ただ、増額幅をみると、営業・経常利益は第2四半期見通しの増額幅と通期見通しの増額幅がほぼ同額で、今回の上方修正は上期の好調さだけを反映した形になっている。下期もこの好調さが続けば通期の見通しは一段と上積みされる可能性があるとの見方が出ている。

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