イナリサーチは「iPS細胞を用いた心筋梗塞治療法」好感しストップ高買い気配

銘柄 上がる 上昇 高い ストップ高

■信州大学との研究成果が英総合科学雑誌ネイチャーに掲載と発表

 イナリサーチ<2176>(JQS・売買単位100株)は11日の後場、704円(100円高)のストップ高買い気配に張り付いて始まり、朝方にストップ高で売買されたあと、そのまま買い気配が続いている。朝9時前に「iPS細胞を用いた心筋梗塞治療法研究成果の英総合科学雑誌「Nature」(ネイチャー)への掲載」を発表し、期待が高揚した。

 発表によると、同社は、かねてより心筋梗塞の新たな治療法の確立を目的として、信州大学先鋭領域融合研究群バイオメディカル研究所(齋藤直人所長)の柴祐司准教授の研究チーム(以下「柴研究チーム」という)との共同研究を進めており、このたび、その成果が認められ、英総合科学雑誌「Nature」(10月10日版)に柴准教授筆頭著者(同社従業員共著)の論文が掲載の運びになった。

 株価700円台は5月16日以来になり、ここ3カ月ほど続いてきた600円前後での小動き横ばい相場を飛び出す形になった。米国の大統領選が行われる11月初旬までは全体相場を取り巻く環境に不透明感があるため、こうした材料株の出番とみて注目する様子がある。

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