旅行関連株が一段高、「近畿日本ツーリスト」など3日続けて年初来の高値を更新

■ダメージ大きかった分、反騰も強いとの見方

 9月29日午前の東京株式市場では、旅行関連株が一段高で始まり、引き続き、新型コロナ感染者数の減少傾向や、「緊急事態宣言」の9月末解除などが好感されている。「近畿日本ツーリスト」のKNTーCTホールディングス<9726>(東1)は取引開始後に5%高の1785円(85円高)まで上げて3日続けて年初来の高値を更新し、エイチ・アイ・エス<9603>(東1)も5%高に迫る2908円(130円高)まで上げて3日連続年初来の高値を更新した。

 「リベンジ消費」関連株としての注目度も高く、ダメージが大きかった業態・銘柄だけ反騰が強いと見られている。エアトリ<6191>(東1)は6%高の3765円(215円高)まで上げて急反発。アドベンチャー<6030>(東マ)、旅工房<6548>(東マ)、HANATOUR JAPAN<6561>(東マ)なども高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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