アステラス製薬は米FDA承認や好業績観測報道など好感し出直り強める

株式市場 銘柄

■「4~9月営業益最高の1600億円」などと伝えられる

 アステラス製薬<4503>(東1・売買単位100株)は24日、後場一段強含んで反発幅を広げ、14時30分にかけて1577.0円(52円高)と出直りを強めている。同日付で、米社と共同で開発・商業化を進めている経口アンドロゲン受容体阻害剤エンザルタミド(一般名、製品名:XTANDI)について、新たな臨床データを記載する米国製品添付文書改訂が米FDA(国食品医薬品局)により承認されたと発表。期待が広がった。

 第2四半期の決算発表は10月28日の予定で、この見通しについて、10月22日付けの日本経済新聞は「4~9月営業益最高の1600億円、がん治療剤伸びる」などと伝えた。株価は下値から持ち直し始めたばかりの印象があり、決算発表しだいでは出直りを一段と強める可能性があるとの見方が出ている。

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