翻訳センターは業績予想の増額が好感され大幅高

株式市場 銘柄

■翻訳事業が堅調な上、複数の大型国際会議などでコンベンション事業も好調

 翻訳センター<2483>(JQS・売買単位100株)は28日、3665円(230円高)で始まり、6月以降の回復相場で高値を更新した。27日の取引開始後に2017年3月期の連結業績予想を上方修正し、第2四半期の営業・経常利益の予想(4~9月累計)は従来見通しを各々6割増額したことなどが好感されている。

 発表によると、コアビジネスである翻訳事業が堅調に推移していることに加え、複数の大型国際会議を含む会議案件の運営によりコンベンション事業が好調に推移していることなどが業績予想増額の主要因。3月通期の予想は営業・経常・純利益とも従来予想を11%増額し、新たな予想1株利益は276円04銭とした。株価が4000円まで上げてもPERは14倍台に過ぎなくなり、上値が大きく開ける形になった。

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