ユナイテッドアローズは業績予想の減額より自社株買いが好感されて大きく出直る

株式市場 銘柄

■自社株買いは取得上限株数が発行済み株式総数の9.9%に相当する300万株

 ファッション、雑貨などのユナイテッドアローズ<7606>(東1・売買単位100株)は31日、大きく出直る始まりとなり、取引開始後に2865円(153円高)まで上昇。8月25日以来の2800円台回復となった。前週末売買日の28日、今期・2017年3月期の業績予想の減額修正と自己株式の取得(自社株買い)を発表。自社株買いが好感されているようだ。

 自社株買いは、取得上限株数が発行済み株式総数の9.9%に相当する300万株、上限金額は60億円。取得期間は26年11月7日から17年3月31日。一方、3月通期の業績予想は、従来予想より連結売上高を3.6%減額し、営業利益は同20.0%減額したが、株価への影響は限定的となっている。

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