【株式市場】トランプ氏の政策予想などから円安傾向が続き日経平均は一時301円高まで上げる

株式

◆日経平均の前引けは1万7640円84銭(266円05銭高)、TOPIXは1398.11ポイント(19.83ポイント高)、出来高概算(東証1部)は13億167万株

 14日(月)前場の東京株式市場は、前週末に続いてトランプ次期米国大統領の政策予想などからドル買い・円安傾向が継続したため、トヨタ自動車<7203>(東1)東芝<6502>(東1)などが上げ、鉄鋼、海運、ゴム製品株なども高く、主力株から続伸基調となった。日経平均は10時前後に301円44銭高(1万7676円23銭)まで上げて戻り高値を更新し、4月以来約7ヵ月ぶりの水準を回復。前引けも266円05銭高(1万7640円84銭)となった。主な株価指数はそろって高い。

 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)などのメガバンク3銘柄が米国での銀行関連規制緩和の期待などからそろって続伸し戻り高値を更新。シチズンHD<7762>(東1)は四半期決算が減収減益だったが計画線内のため自己株消却が好感されて戻り高値。川上塗料<4616>(東1)はロシア経済協力関連とされて大幅続伸。マルマエ<6264>(東マ)は業績拡大傾向など再評価の動きとなって2008年以来の高値。

 東証1部の出来高概算は13億167万株、売買代金は1兆2401億円。1部上場1986銘柄のうち、値上がり銘柄数は1673銘柄、値下がり銘柄数は254銘柄となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国内初、HVO51%混合燃料が建設現場で稼働  大成建設<1801>(東証プライム)とユーグレナ…
  2. ■従来の制作プロセスを刷新しAI時代の人材育成を推進  武蔵精密工業<7220>(東証プライム)は…
  3. ■高速道路で手放し運転が可能に、新開発「Honda SENSING 360+」がACCORDの運転支…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■5月訪日客数が過去最高、6月も好調持続の見込みで市場活況  足元のインバウンド需要は、好調に推移…
  2. ■インバウンド関連株は「トランプ関税」のリーチ圏外で小型割安株特性を発揮  「たかが1%、されど1…
  3. ■内需株に広がる「トランプ・ディール」回避の波  東京電力ホールディングス<9501>(東証プライ…
  4. ■日米関税交渉、7月9日に運命の日「90日猶予」迫る潮目  「三日、三月、三年」とは、潮目、変わり…
  5. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  6. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る