生化学工業は後場一段と強含む、業績を見直し明日の安倍・トランプ会談も意識

株式市場 銘柄

■第2四半期は減益だったが主因は為替などのため円安は好材料

 生化学工業<4548>(東1・売買単位100株)は16日の後場一段と強含む展開になり、、14時30分を過ぎては1645円(50円高)前後で出直りを強めている。11月8日に発表した第2四半期の業績は減益だったが、その主因は円高の影響や薬価引き下げの影響になり、海外事業は総じて好調。米大統領選でトランプ氏が当選して以降の円安再燃を受けて見直す動きがあるという。

 また、17日には安倍首相とトランプ氏との会談が予定されるため、トランプ氏の発言内容によっては再び日本株に波乱の芽が生じる可能性が言われている。これを念頭に、直接的な影響を受けにくい銘柄を選別する動きもあるようだ。

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