【株式市場】NYダウの8日ぶり反落など影響しTOPIXは小反落だは日経平均は持ち直す

株式

◆日経平均の前引けは1万7864円09銭(1円88銭高)、TOPIXは1421.47ポイント(0.18ポイント安)、出来高概算(東証1部)は12億2888万株

チャート11 17日(木)前場の東京株式市場は、NYダウの8日ぶり反落や米国時間17日に予定される安倍首相とトランプ氏の会談が様子見気分をもたらす形になり、トヨタ自動車<7203>(東1)が昨日までの5日続伸から小反落となるなど、主力株の一角に上げ一服の動きが見られた。日経平均は朝方に98円13銭安(1万7764円08銭)まで反落したが、11時過ぎには21円85銭高(1万7884円06銭)まで持ち直した。TOPIXは小反落となったが、東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は強い。

 昨日まで5連騰の大手銀行株は小反落となったが、新日鐵住金<5401>(東1)は堅調で6日続伸基調。日本航空<9201>(東1)は訪日外客数の増加などが言われて戻り高値。リンコーコーポレーション<9355>(東2)が高値更新などロシア関連株も活況高が継続。アイロムグループ<2372>(東1)リプロセル<4978>(JQG)が特許や提携を材料に活況高となるなどバイオ株人気も再燃。中高年層の人材派遣のキャリア<6198>(東マ)も高い。

 東証1部の出来高概算は12億2888万株、売買代金は1兆2199億円。1部上場1985銘柄のうち、値上がり銘柄数は927銘柄、値下がり銘柄数は880銘柄となった。

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