ネットイヤーグループが人工知能「IBMワトソン」など好感しストップ高

銘柄 上がる 上昇 高い ストップ高

■グループ会社がソフトバンクと日本アイ・ビー・エムのプログラムに参加

 ネットイヤーグループ<3622>(東マ・売買単位100株)は22日の11時頃にストップ高の854円(150円高)をつける急伸となり、取引時間中としては10月20日以来の800円台回復となった。値上がり率は21%で東証マザーズ銘柄の1位に躍り出た。

 22日付で、同社ホームページ「ニュースリリース」コーナーに、ソフトバンクグループ<9984>(東1)のソフトバンクと日本アイ・ビー・エム(日本IBM)が日本で共同展開する人工知能システムIBM Watson(ワトソン)に関連する「IBM Watsonエコシステムプログラム」にネットイヤーグループのグループ会社が参加すると発表し、期待が広がった。

 急伸しても一過性に終わりがちな銘柄との受け止め方があり、10月下旬には今期・2017年3月期の業績見通しを全体に赤字転換と発表したため、上値を深追いするにはリスキーとの見方がある。ただ、大引けまでストップ高を保てば、業績動向などを織り込んで値幅妙味を発揮する特性を回復できると期待する様子もある。

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