ヨコレイは連続最高益の好業績などに注目強まり2日続伸

株式市場 銘柄

■立花証券が目標株価1200円で投資判断を開始したと伝えられる

 ヨコレイ(横浜冷凍)<2874>(東1・売買単位100株)は30日、2日続伸基調の始まりとなり、取引開始後に1032円(6円高)をつけて出直りを強めている。11月14日に発表した前9月期の業績や今期の見通しが好調で、30日は、立花証券が目標株価1200円で投資判断を開始したと伝えられたことも材料視されている。

 前期・2016年9月期の連結業績は、売上高が前期比11%減少したものの、冷蔵倉庫事業が期初から高水準の在庫状態で推移するなどで営業利益は同33%増加して過去最高を更新し、純利益も同17%の増加となった。

 今期・17年9月期は、北海道とタイ国で前期稼働した新物流センターやノルウェーのサケ養殖事業会社フィヨルドラックス・アクア社の買収効果などが加わる見通し。業績予想は売上高が前期比11%増の1650億円、営業利益が同10%増の57億円、純利益は同9%増の32億円、1株利益は61円83銭とする。

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