【株式市場】日経平均は3日ぶりに反落するが政策関連株など材料株は強い

株式

◆日経平均の前引けは1万8426円08銭(87円04銭安)、TOPIXは1477.98ポイント(5.29ポイント安)、出来高概算(東証1部)は28億3340万株

チャート16 2日後場の東京株式市場は、円相場の反発などが最後まで影響し、日経平均株価は3日ぶりに反落した。前場は11時前に142円33銭安(1万8370円79銭)まで軟化する場面があり、後場は13時30分頃に197円74銭安(1万8315円38銭)まで軟化する場面があった。主な株価指数は概して安い。

 後場は、三井金属<5706>(東1)が一段ジリ高となり、引き続き資源関連株が総じて強かったほか、第一生命保険ホールディングス<8750>(東1)などの保険株、証券株も一段ジリ高となった。日本アジア投資<8518>(東1)は出資先がヒット映画「君の名は。」の中国での興行権を持つことが引き続き好感されてストップ高。イトーヨーギョー<5287>(東2)ゼニス羽田ホールディングス<5289>(東2)は電線地中化への期待などが言われて高い。イグニス<3689>(東マ)はVR(仮想現実)関連事業への展開などで上げ、カーディナル<7855>(JQS)は参議院でクレジットカード加盟店にICカードを義務化する法案が可決と伝わり14時に近くなってから急伸。

 東証1部の出来高概算は28億3340万株(前引けは13億9284万株)、売買代金は3兆178億円(同1兆3899億円)。1部上場1990銘柄のうち、値上がり銘柄数は700(同755)銘柄、値下がり銘柄数は1172(同1113)銘柄。

 また、東証33業種別指数は14業種(前引けは15業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、銀行、証券・商品先物、海運、パルプ・紙、保険、鉄鋼、非鉄金属、石油・石炭、などだった。

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