【株式市場】NYダウ反落など受け日経平均は軟調だが資源株や好決算銘柄などは強い

株式

◆日経平均の前引けは1万8309円07銭(117円01銭安)、TOPIXは1467.12ポイント(10.86ポイント安)、出来高概算(東証1部)は10億425万株

 5日(月)前場の東京株式市場は、NYダウの反落や海外からの円高傾向などを受け、主力株を中心に軟調なスタートとなった。大手商社や石油株などの資源関連株は強かったが、日経平均は2日続落模様で始まったまま一時140円06銭安(1万8286円02銭)まで軟化し、前引けも117円01銭安(1万8309円07銭)となった。主な株価指数では東証2部指数が小高い。

 住友化学<4005>(東1)日本ゼオン<4205>(東1)との合弁会社などを材料に活況高となり、サカタのタネ<1377>(東1)は大手証券の投資判断などを好感する形で高い。メタップス<6172>(東マ)は9~11月期の業績回復期待などが言われて上げ、キタック<4707>(JQS)は10月決算の大幅増益などが好感され急反発。

 東証1部の出来高概算は10億425万株、売買代金は1兆794億円。1部上場1990銘柄のうち、値上がり銘柄数は476銘柄、値下がり銘柄数は1372銘柄となった。

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