プラマテルズ 第3四半期業績は、売上高、営業・経常利益共にほぼ前期並み

最終利益は厚生年金基金脱退損失が消えたことで大幅増益

 合成樹脂専門商社のプラマテルズ<2714>(JQS)の今期15年3月期第3四半期連結業績は、売上高、営業・経常利益共にほぼ前年同期並みであるが、最終利益については前期の厚生年金基金脱退損失が消えたことで大幅増益となった。

 第3四半期連結業績は、売上高426億38百万円(前年同期比3.9%減)、営業利益6億04百万円(同6.3%減)、経常利益6億04百万円(同5.1%減)、純利益3億59百万円(同73.1%増)。

 通期連結業績予想に対する進捗率は、売上高68.2%、営業利益67.1%、経常利益68.6%、純利益74.8%となっている。

 通期業績予想については、景気の先行きは不透明な状況にあるものの、一方で原油価格が大幅に下落し、日本経済全体にとっては好影響をもたらす可能性もあることから、当初予想を据え置いている。
 今期15年3月期連結業績は、売上高625億円(前期比4.9%増)、営業利益9億円(同8.0%増)、経常利益8億80百万円(同9.5%増)、純利益4億80百万円(同71.6%増)と増収増益を見込む。

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