日本アビオニクスが「重要施設のセキュリティ強化」など注目され出直り強める

株式市場 銘柄

■最新の赤外線サーモグラフィカメラ発表し連想が広がる

 電子機器などの日本アビオニクス<6946>(東2・売買単位100株)は13日、11時にかけて6%高の240円(14円高)まで上げて出直りを強め、今年1月と12月初につけた年初来の高値250円に迫った。12月12日付で最新の高機能な設置型赤外線サーモグラフィカメラを発表。材料視する様子がある。

 発表には「2020年の東京オリンピック開催に向けたテロ対策など、沿岸や重要施設のセキュリティ強化」「老朽化や複雑化が進んだ発電所や工場プラントなどにおける(中略)設備の異常状態をモニタリングし、危険を予知するための状態監視システム」といった表記があり、来年度予算の概算要求に関する報道と重ね合わせて注目する動きもある。同社は防衛関連事業が4割を占める。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る