【株式市場】朝方一服した円安が再燃し日経平均も反発して6日続伸し新興市場指数も高い

株式

◆日経平均の終値は1万9250円52銭(95円49銭高)、TOPIXは1540.25ポイント(8.82ポイント高)、出来高概算(東証1部)は23億1300万株

チャート1 13日後場の東京株式市場は、円相場が13時頃から再び円安再燃となり、トヨタ自動車<7203>(東1)が堅調転換して次第にジリ高となるなど、主力株の強さが回復する様子となり、11月以降、日経平均の上げに逆行安してきたキユーピー<2809>(東1)なども一段ジリ高。日経平均は13時頃から前日比プラス圏に浮上して大引け間際には98円48銭高(1万9253円51銭)まで上げて6日続伸となった。東証2部指数、マザーズ指数なども高い。

 後場は、雪印メグミルク<2270>(東1)も一段ジリ高の2日続伸など、日経平均の上げに対して逆行安が目立った食品、医薬品セクターの銘柄が上げ、アステラス製薬<4503>(東1)なども一段強い動きを見せた。インソース<6200>(東マ)平山<7781>(JQS)は産業界の雇用意欲拡大や月末の金曜日を「早帰りの日」とする政府案などが言われて急伸。農業総合研究所<3541>(東1)は北海道銀行との提携などが好感されて活況高。

 東証1部の出来高概算は23億1300万株(前引けは11億1987万株)、売買代金は2兆8389億円(同1兆3063億円)。1部上場1998銘柄のうち、値上がり銘柄数は1395(同901)銘柄、値下がり銘柄数は493(同972)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は22業種(前引けは16業種)となり、値上がり率上位の業種は、水産・農林、医薬品、情報・通信、石油・石炭、電力・ガス、小売り、倉庫・運輸、建設、サービス、などが高い。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■環境要因は50%、漁獲圧は25%、状態空間モデルで初の定量評価  東京大学は11月1日、日本周辺…
  2. ■ドジャース、球団史上初の2年連続制覇  ロサンゼルス・ドジャースは、2025年MLBワールドシリ…
  3. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…
  2. ■師走相場は最終レースさながら、勝ち負け分ける「掉尾の一振」に熱視線  師走である。礼節一点張りの…
  3. ■金利環境改善が銀行株に追い風、逆張りの買いも有力視  今週の当コラムは、銀行株に注目することにし…
  4. ■「トリプル安」も怖くない!?逆張りのバリュー株ローテーションからは銀行株になお上値余地  「神風…
  5. ■気温急低下がシーズンストック相場発進を後押し  今週のコラムでは、バリュー株選好の別の買い切り口…
  6. ■「押し」のAI株より「引き」のバリュー株選好で厳冬関連株の先取り買いも一考余地  「押してだめな…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る