【どう見るこの相場】スピード調整を継続の可能性、市場参加者減少して年越しリスクも警戒

どう見るこの相場

■スピード調整を継続の可能性、市場参加者減少して年越しリスクも警戒

 今週(12月26日~30日)は年内最終週となるが、日本株はスピード調整が継続しそうだ。

 前週(12月19日~22日)は上値の重い展開ながら、日銀によるETF買いも支援材料として、週間ベースで見れば小幅に上昇した。7週続伸と強地合いが継続している。基調としてのトランプ・ラリーでのドル高・円安、株高期待の流れに大きな変化はなく、日銀のETF買いによって下値が限定的となることにも変化はなさそうだ。

 ただし押し目買いに押し目なしの状況が続き、移動平均線に対するプラス乖離率や騰落レシオなど、依然としてテクニカル面での目先的な過熱感が解消されたとは言い難い。為替も1ドル=118円台ではドルの上値の重さが意識され始めた。

 そして今週は材料難となり、年末年始休暇を控えて市場参加者の減少が予想される。さらに1年前となる16年の年初の円高・株安の記憶も鮮明であり、年越しリスクを警戒する動きも強まりそうだ。

 主力株の上値が重くなる一方で、個別材料株物色や出遅れ株物色の局面となりそうだが、株価指数で見れば、やはり「押し目らしい押し目」が欲しい状況だろう。

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