カテゴリー:どう見るこの相場
-
■「暑さ寒さも彼岸まで」は幻想?
「暑さ寒さも彼岸まで」とは、気象上の諺である。さしものの猛暑や残暑も、秋の彼岸頃になれば流石に一巡して過ごしやすくなると教えてくれている。株式相場の方でも、「節分天井彼岸底」のアノマ…
-
■「ホンダラ行進曲相場」の最終イベントの中間配当権利取りではランク上位銘柄をマーク
株式相場は、まるで「ハナ肇とクレイジーキャッツ」のかつてのヒット曲の『ホンダラ行進曲』のようである。「クレージーキャッツ」も『ホンダ…
-
■「二日新甫」の9月相場はアップサイドでもダウンサイドでも金関連株になお「ラストリゾート」余地
どれが本震でどれが余震か、本震はこれからなのか、株価変動エネルギーは出尽くしたのか、余震はなお長引くのかなどはなはだ不透…
-
■急激な政策転換で株価下落・円高進行、経営者マインドにも変化の兆し
まさに「植田ショック」である。日本銀行は、前週30日、31日に開催した金融政策会合で0%~0.1%の政策金利を0.25%に引き上げ、国債買い入れ額を…
-
■ニューヨーク市場との関係性が変化?東京市場の投資戦略は二転三転
東京市場は、米国のニューヨーク(NY)市場のコピー相場といわれ続けてきた。「NYが咳をすれば東京は風邪を引く」といわれるほど、NY市場の動向に敏感に影…
-
■予想可能性相場は意外とロングランとなる可能性も
「一難去ってまた一難」である。前週7月第3週は散々であった。日経平均株価もダウ工業株30種平均(NYダウ)も、ともに今年最大の下げ幅などと乱高下し振り回された。日経平…
-
■サマーラリー目前!投資家は今こそ2年スパンで考えるべき
「株価は半年先を予測する」といわれる。株価の予見性である。生成AI(人工知能)ブームの先行きも金融当局の金融政策も地政学リスクも、これからスタートする決算発表…
-
■究極のバリュー株に注目!PBR1倍割れ、PER市場平均下回り、配当利回り3%超の銘柄が多数存在
「理屈は後から貨車でくる」ムードとなってきた。前週末5日は、連騰疲れで一服したものの、日経平均株価は3カ月半ぶりに史上…
-
■メガバンク株:政策金利引き上げで利ザヤ拡大
決め打ちしていいのか大いに悩ましい。メガバンク株への追随買いである。メガバンク3行の株価は、前週末28日にほぼ高値引けで揃って年初来高値を更新した。三菱UFJフィナンシャ…
-
■サプライズ優待がもたらす、株主還元策の新たな潮流
「恐れ入りました」と脱帽する以外にない。株価インパクトの強烈さにである。ストップ高銘柄が3連発したからだ。先鋒は、今年6月8日のクラダシ<5884>(東証グロース)…
-
■FOMCと日銀金融政策会合、7月の同時開催でマーケット注視
本当に「ハト派」なのか、それとも「ハト派」の羽根の下に「タカ派」の鎧を隠しているのか仕切り直しとなった。7月に1カ月半先延ばしとなる。前週に開催が相次いだ…
-
■4万円で買える東証低位株460銘柄:配当利回り・PERランキング上位銘柄も
金銭哲学では「悪銭身に付かず」と戒めている。行動経済学でも「あぶく銭は浪費しやすい」と経済心理学の機微を説いている。6月から実施される一人…
-
■2030年代に8兆円市場へ、政策支援も追い風に
今週の当コラムは、不真面目とお叱りを受けるのを承知で謎掛けから始めることにすることとした。例のお馴染みの「空(ソラ)の上には何がある?」と聞く謎謎である。訳知りの読者…
-
■経済波及効果は限定的?100兆円の「タンス預金」の行方
カウントダウンが始まる頃合いだ。Xデーが、あと38日後と迫っている。7月3日の新紙幣発行である。財務省・日銀は、円安・ドル高沈静化への為替介入では、マーケット…
-
■上場企業、株主還元策でサバイバル競争!
株主還元策の大盤振舞いである。5月15日にほぼ一巡した3月期決算会社の決算発表では、上場各社の業績ガイダンスより目立ったのが、増配、自己株式取得、株式分割などの資本政策のオン…
-
■まさか「円安不況」?!「安いニッポン」買い関連株は順張り・逆張りともダブル選択肢
「短期は需給、中長期はファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)」は、株式相場だけではなく、どうも為替相場にも通用するらしい。ゴールデン…
-
■自分流の業績相場にダークホース?!上方修正実績のある舶用機器関連株の決算発表からマーク
「ゴールデンウィーク(GW)」明けである。きょう7日から連休で鋭気を養った投資家が、市場参加者としてカムバックし、3月期決算会…
-
■GW市場動向と投資家心理
『目出度さも 中くらいなり おらが春』と詠んだのは小林一茶である。季節も時代も違うが、投資家の間でも一茶と同様に『楽しさも 中くらいなり おらがGW(ゴールデンウィーク)』と詠んでいる向き…
-
■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ
東京市場は、「前門の虎、後門の狼」状態である。「虎」と「狼」との挟み撃ちで、前週末19日に日経平均株価は、1011円安と今年最大の…
-
■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?
「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。あの第1次世界大戦が、その典型であった。遠いヨーロッパを戦場とした同大戦に連合国側として参戦した日本は、戦後に「漁夫の利…
-
■投資家の心理を揺さぶる相場の波
日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とくに史上最高値水準にいるタワーマンション相場の下りは、加速度も重力も半端ではない。新年度相場入り直後の4月第1週は、日経平…
-
■「2024年問題」を超える新たな株価ストーリーの幕開け
「理想で買って現実で売る」といえば、株式投資の基本中の基本セオリーである。株価は、半年先を先取りし株価ストーリーを組み立てて理想買いして上昇し、そのストーリー…
-
■「ノルム(社会規範)」解凍の序章か?植田新総裁の金融政策正常化
日本銀行の黒田東彦前総裁が、手こずっていた「ノルム」は、もう心配しないでいいのだろうか?「失われた30年」で根雪のように固まった節約志向、生活防衛意識…
-
■「売られ過ぎシグナル」を発信の自己株式取得株は浮上余地をアピール
マーケットの現在の投資家心理は、相場都々逸の文句の「売れば二上がり、買や三下がり、切ってしまえば本調子」に近いところにあるようにみえる。日米の中央銀…
-
■銀行と半導体、どちらが市場をリードする?
今週は、週明けから「タカさんチーム」の出番が続きそうである。代表株の銀行株は、来週3月18日、19日に開催予定の日本銀行の金融政策決定会合でゼロ金利が解除され金融政策が正常…
-
■4万円台突入:エヌビディア祭りで日経平均が新境地へ
いよいよ3月、3月期決算会社の期末である。その期末に向け現在進行中の相場テーマがある。3月期決算会社の配当権利取りである。もちろん日経平均株価は、「やめられない、…
-
■34年ぶりの最高値更新から目が離せない敗者復活戦
3連休前の22日は、もちろん「金曜日の引けピン」ではない。カレンダーでは、木曜日であった。しかし、日経平均株価は、週末のほぼ高値引け、「木曜日の引けピン」となって、…
-
■日経平均、史上最高値に迫るも半導体株の失速で足踏み
「あれもこれも」か「あれかこれか」なのか何だかぼやけてきた。日経平均株価が、前週末16日のザラ場に一時、あの1989年12月の史上最高値3万8915.87円にあと…
-
■値上げ効果で史上最高益!トヨタを筆頭に業績上方修正銘柄が続出
「赤信号、みんなで渡ればこわくない」とは、あのビートたけし氏の名言である。これを株式市場でいま佳境に差し掛かった決算発表に敷衍すると「物価高、みんなで値…
-
■超強気相場の裏を読む、電力株のベース銘柄復活に期待
「理屈はあとから貨車で来る」とは、超強気相場のキャッチコピーである。買うから上がる、上がるから買うが繰り返される。ご意見無用である。それにしてもである。前週1月2…
カテゴリー別記事情報
ピックアップ記事
-
2024-8-19
■地域別業界地図初掲載!「リニア新幹線」など注目の新業界も網羅
累計250万部を突破し、14年連…
-
2024-8-18
【KSI:自民党総裁選と次期衆院選に関する意識調査】
■岸田首相退陣「もっと早く」42%、年内衆院…
-
2024-8-16
■大型ヨットからインスピレーションを得た大胆なデザインが特徴
ホンダ<7267>(東証プライム)…
-
2024-8-13
【先人の教えを格言で解説!】
(犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
-
2024-8-13
■「大統領はFRBの政策に発言権をもつべきだ」というトランプ候補
共和党の大統領候補トランプ前大…
ピックアップ記事
-
■オーナーチェンジと成長するJリーグ、投資機会広がる
秋の到来とともに、スポーツ界では「天高く馬…
-
■優勝争いにオーナーチェンジも絡むJリーグ関連株に先手妙味
秋の諺で「天高く馬肥ゆる秋」がある。…
-
■「暑さ寒さも彼岸まで」は幻想?
「暑さ寒さも彼岸まで」とは、気象上の諺である。さしものの猛暑や…
-
■9月相場を制するのは高配当株!安定収入と株価上昇の両立を目指す
9月の株式市場は、日米の政治情…
アーカイブ
「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。