カテゴリー:どう見るこの相場
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■9月1日に値上げラッシュの食品株は日銀バトルで小緩んでも株高持続性
まさに「パウエル・プット」である。前週末22日のジャクソンホール会議の講演で、FRB(米連邦準備制度理事会)のパウエル議長が、市場の期待に寄り添う…
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■日経平均史上最高値更新、夏枯れ懸念を払拭
前週末15日のマーケットは、お盆を象徴するかのようにサプライズの大盤振る舞いであった。まず日経平均株価である。14日の625円安の急落を埋めて729円高と大きくリバウンドし…
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■上方修正・下方修正問わず買い集まる異例の展開
3連休入りした9日の成田空港では、夏休みを海外で過ごす旅行客の出国ラッシュが、ピークを迎えたと報道された。しかし夏休みを楽しんでいる場合なのか?東京市場は、ビッグチャン…
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■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける
前週31日の植田和男日銀総裁の記者会見での発言は、聞きようによっては株式マーケットの足元の状況を見事に示唆しているとも受け取れないこともなかった。曰く「不確…
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■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方
まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであった。同狂言は、「いさかい果てての乳切木」で、喧嘩が終わったあとに相手を威嚇する「乳切木(担い棒、ゲバ棒)」を持ち出して…
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■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に
7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディアの事前情勢分析通りに自民・公明の政権与党が改選過半数を割り、非改選も含めて参議院で少数与党となった。昨年10月27日投…
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■インバウンド関連株は「トランプ関税」のリーチ圏外で小型割安株特性を発揮
「たかが1%、されど1%」である。米国のトランプ大統領が、8月1日に発動する日本への相互関税の税率を25%と通知してきた。「解放の日」とデモン…
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■日米関税交渉、7月9日に運命の日「90日猶予」迫る潮目
「三日、三月、三年」とは、潮目、変わり目を言い表す常套フレーズである。その3カ月目の潮目の7月9日をあと2日後に迎えるのが、まだ合意に至っていない日米関税交渉…
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■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待
あと1カ月半後に8月15日を来ると、あの諸悪の根源となった「ニクソン・ショック」から54年となる。半世紀である。同ショックは、信…
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■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ
「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。米国が、イランの核施設3カ所を空爆した。例の地下深い分厚いコンクリートに覆われた目標構築物も破壊する「バンカーバスター(…
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■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ
コメ価格が高騰する「食料安全保障問題」の解消も、まだ道半ばというのに、今度は予期もしない「エネルギー安全保障問題」に見舞われた。前週13日にイスラエル…
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■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去
またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選手だった長嶋茂雄さんが亡くなった。長嶋茂雄さんは、あの昭和時代に読売巨人軍が、9年連続で日本一となった9連覇を牽引した立…
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■「備蓄米」争奪戦の裏で石破内閣の命運を握るコメ価格高騰
まさに「令和の米騒動」である。江戸時代の「大塩平八郎の乱」のようなクーデターでも、第一次世界大戦後の鈴木商店の焼き打ち事件のような暴動でもないが、テレビニュー…
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■瞬速で織り込む相場:投資家が知るべき新常識
昨今のマーケットは、超スピード相場である。好材料にしろ悪材料にしろたちまちのうちに株価に織り込んでしまう。かつて相場格言では「天井三日、底百日」などとされていた。しかし、…
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■トランプ関税が引き金?異例の自己株買いラッシュの内幕
さしものの自己株式取得ラッシュも、決算発表のピークアウトとともに手仕舞いとなったようだ。前週末16日は、決算発表会社が15社と激減したのに連れて、自己株式取得発…
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■トランプ大統領「米国株は絶好の買い時」英国との関税合意後に発言
米国のトランプ大統領が、またまた米国株は「今が絶好の買い時」だとアドバイスしたらしい。英国との関税交渉で合意し「トランプ・ディール(取引)」の成果第1…
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■トランプ劇場、急転換の舞台裏!米中摩擦、FRB人事…予測不能な変幻自在
「クルマは急に止まれない、曲がれない、後戻りできない」などといわれる。クルマは、場合によっては「走る凶器」と激変するから慎重な上にも慎重な安全…
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■「市場の反乱」の一段落で「市場の勝利」を期待しバフェット流に商社株にバリュー株投資も一考余地
「殿ご乱心」への「市場の反乱」は、収まったのだろうか?米国のトランプ大統領が、相互関税発動を発表しておよそ3週間、市場が…
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■一喜一憂の投資家心理、トランプ関税「一時停止」の罠
まずフェイクニュースかと目と耳を疑った。次に「トランプ・ディール(取引)」の手練手管ではないかと身構えさせられた。トランプ大統領が、相互関税の対象品目からスマート…
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■トランプ政権の暴走がもたらすリスク回避の波
こんな言い方をしたら今の若い市場参加者の方々にはイメージが湧かないだろうが、「山本リンダ相場」である。往年のヒット曲の歌詞にある通りに『どうにも止まらない』からだ。「トラ…
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■新年度相場のサブテーマは「物価」?!
米国のトランプ大統領は、「壊し屋」と奉る以外にない。その性情は、「治にいて乱を好む」かの如くで、いろいろアノ手コノ手と挑発してくれる。「相互関税」発動で敢えて対象国の報復関税を…
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■トランプ関税懸念も『総論弱気、各論強気』の市場展開
「トランプ・ディール(取引)」と「トランプ関税」のアラーム(警報)が、鳴りっ放しである。トランプ大統領は、相互関税を発動する4月2日を「米国解放の日」と投稿し意気…
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■あの銘柄が生まれ変わる!市場を揺るがす社名変更、次なる主役は?
「トランプ・トレード」が、「トランプ・ショック」に急変したと世界中の投資家の足に震えが起きたに違いない。前週13日の米国市場では、S&P500種株価指…
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■『マッチポンプ』相場の処方箋、トヨタの優待新設に見る『安全投資』の行方
「まるでマッチポンプ」などといったら、バンス副大統領から「無礼だ」とお叱りを受けるだろうか?トランプ大統領の「ディール(取引)」である。大統領…
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■見直される株主優待制度と重複上場戦略の新展開
ジャパニーズ・スタンダード(日本基準)とグローバル・スタンダード(国際基準)は、あの4隻の黒船来襲以来、日本の国論を二分してきた。主要経済官庁ではキャリア官僚が、民族派…
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■植田日銀総裁vsトランプ大統領、市場は「トランプ・リスク」に戦々恐々
「金曜日の引けピン」というには、迫力不足であった。兜町には、週末の金曜日の後場に株価が高くなり、とくに高値引けすると、翌週も強気相場が継続すると…
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■日経平均4万円は幻か?「前門の虎、後門の狼」でレンジ相場続く
「冬来たりなば春遠からじ」という。今週はまた大寒波、大雪の再来が予想されているが、このダメ押しの厳しさの先には春が待ち構えていているのかもしれない。気の…
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■米国第一主義の行方と市場の動揺、金価格は史上最高値へ
石破茂首相と穏かに共同記者会見をするトランプ米大統領をテレビ画面で観て、「タリフマン(関税男)」の印象は変わっただろうか?これなら週明けにはUSスチールの買収に…
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■ムゲンエステート、ミガロホールディングスなど高値更新―富裕層のオルタナティブ投資が牽引
昔から「金持ち 喧嘩せず」といわれてきた。それと同じように「金持ち、家作を買う」も、財産三分法として資産運用の鉄則であった。そ…
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■トランプ大統領の就任や日銀の政策金利引き上げ…激動の相場を生き抜くヒント
前日26日に千秋楽を迎えた大相撲初場所は、豊昇龍の逆転優勝で幕を閉じたが、場所中のテレビの勝利力士インタビューで多くの力士が口にしたのが、「…
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【ダブルセット・フルセット銘柄、夏休み明けも底堅さに期待】
■上方修正・増配・株式分割の好材料銘柄…
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