【株式市場】師走相場に乗りやすい銘柄が活況で日経平均は軟調だがマザーズ指数などは強い

株式

◆日経平均の前引けは1万9410円43銭(17円24銭安)、TOPIXは1539.36ポイント(4.46ポイント安)、出来高概算(東証1部)は6億9090万株

チャート15 26日(月)前場の東京株式市場は、円相場が前週末に比べて40銭から50銭ほど円高の1ドル117円30銭前後で始まり、その後も一段強含んだことなどが影響し、トヨタ自動車<7203>(東1)などが軟調に推移。日経平均は軟調に始まった後も弱もみ合いを続けた。10時にかけて41円73銭安(1万9385円94銭)まで軟化し、前引けは17円24銭安(1万9410円43銭)だった。ただ、東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は高い。

 ニトリホールディングス<9843>(東1)が前週末に発表した四半期決算などを好感して戻り高値に進み、任天堂<7974>(東1)は新作ゲームの積極投入方針報道などが好感されて急反発。島津製作所<7701>(東1)はSMBC日興証券の投資判断などが言われて戻り高値。上場6日目のシンシア<7782>(東マ)は業績好調で師走相場に乗りやすいと急反発。

 東証1部の出来高概算は少なめの6億9090万株、売買代金は7525億円。1部上場2005銘柄のうち、値上がり銘柄数は925銘柄、値下がり銘柄数は937銘柄となった。

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