【株式市場】買収関連株が急伸し日経平均も中盤から堅調になり新興市場も強い

株式

◆日経平均の前引けは1万9409円34銭(6円28銭高)、TOPIXは1537.14ポイント(0.92ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億3387万株

 28日(水)前場の東京株式市場は、東芝<6502>(東1)のストップ安や海外市場での円高基調などを受け、日経平均は朝方に38円33銭安(1万9364円73銭)まで軟化する場面があったが、東京市場での円相場は次第に軟化。鉄鋼、非鉄金属、海運株などが強く、日経平均は小動きながら10時10分頃には前日比で小高い水準に浮上し、前引けも6円28銭高(1万9409円34銭)となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 日立工機<6581>(東1)が米投資ファンドのKKR(コールバーグ・クラビス・ロバーツ)による買収観測を受けてストップ高となり、連想が働いて日立国際電気<6756>(東1)は高値を更新。12月16日上場のシンシア<7782>(東マ)は好業績や値幅妙味が言われて高値を連日更新。AKIBAホールディングス<6840>(JQS)は化学技術計算システムなどのHPC社の買収が好感されて急伸。

 東証1部の出来高概算は6億3387万株、売買代金は6834億円。1部上場2003銘柄のうち、値上がり銘柄数は1298銘柄、値下がり銘柄数は563銘柄となった。

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